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敬礼

敬礼は呼んで字の如し、相手に敬意を表して礼をすることです。日常生活のお辞儀になります。一般的には、組織に属する下の立場の者が、上位の者に対して行う動作を言います。一番丁寧なものを最敬礼と言います。

自衛隊における敬礼

軍隊の礼式は、敬礼を受ける上位の者が、元の姿勢に戻るまで敬礼を続けるべきとされています。

では、自衛隊での敬礼はどうなっているのでしょうか。海上自衛隊だけではなく、自衛隊全体を通して、昭和39年5月8日防衛庁訓令第14号の礼式に関する訓令に基づき、礼式が以下のように定められています。

皇族

天皇陛下の場合、捧げ銃または挙手の敬礼。脱帽時は45度の敬礼をします。隊としての敬礼は、着剣捧げ銃、挙手の敬礼または45度の敬礼になります。護衛隊の敬礼は、着剣捧げ銃で、歩哨時は停止し、捧げ銃か挙手の敬礼になります。

天皇陛下ではない皇族の場合、銃例か挙手の敬礼で、脱帽時は10度の敬礼になります。隊の敬礼として、皇后・皇太子などは捧げ銃、頭右の敬礼か、指揮者のみの敬礼、それ以外の皇族は、頭右の敬礼か指揮者のみの敬礼になります。

護衛隊としては捧げ銃の敬礼、歩哨時は停止して捧げ銃か挙手の敬礼になります。

国歌

国歌が流れているときは、姿勢を正す敬礼になります。

警護隊としては捧げ銃、歩哨時は停止して捧げ銃か挙手の敬礼になります。

国旗

国旗掲揚の場合、着帽脱帽時共に、天皇と同じ敬礼になり、隊としては捧げ銃、国旗に対しては着剣捧げ銃、挙手、または姿勢を正す敬礼になります。

警護隊は捧げ銃ですが、儀式に際しては着剣捧げ銃の敬礼で、歩哨の場合、停止して捧げ銃または挙手の敬礼になります。

大臣クラス

内閣総理大臣、防衛大臣、防衛副大臣、防衛大臣政務官、幕僚長、一佐相当の隊の指揮系統以上の部隊長の場合、着帽時は銃礼か挙手の敬礼で、脱帽時は10度の敬礼になります。

隊としては、頭右での敬礼か指揮者のみが敬礼、または号令によって隊列、隊員の姿勢を正したあとに、指揮者のみが敬礼になります。護衛隊の場合は捧げ銃の敬礼で、歩哨時は停止し、捧げ銃か挙手の敬礼になります。

隊員の棺

隊員の棺に対しては、着帽脱帽時ともに天皇と同じになります。隊としては捧げ銃、儀式に際しては着剣捧げ銃、挙手または45度の敬礼になります。

護衛隊は捧げ銃、儀式に際しては着剣捧げ銃で敬礼し、歩哨時は停止して捧げ銃か挙手の敬礼になります。

その他

着帽時は銃礼か挙手の敬礼。脱帽時は10度の敬礼をします。隊としては、号令により隊列するか、隊員の姿勢を正した後に、指揮者のみが敬礼します。

護衛隊としては護衛司令よりも上位の者である、幹部自衛艦および准尉が警護所の営門を出入りする場合は警護司令のみが敬礼します。歩哨時の場合、銃礼か挙手の敬礼をします。

敬礼の種類

上記したように、敬礼にも様々な種類があります。それぞれを詳しく説明していきましょう。

着剣捧げ銃

着剣捧げ銃の敬礼

着剣した小銃を体の中央前に右手で上げ、左手では引き金室前部を握り、体に前腕を水平にしてつけ、小銃を約10cm体から離して垂直に持ち、右手で銃把を握って行う。天皇、国旗に対して行う敬礼。

捧げ銃の敬礼

着剣捧げ銃の敬礼と動作は同じで、小銃に着剣していないものを用います。

銃礼

左手の手の平を、指を揃えて下にして伸ばし、前腕と手首をまっすぐにして水平にして伸ばし、人差し指の第1関節が軽く銃に触れる程度に保って行う敬礼。

挙手の敬礼

手の平を左下に向けた右手を上げ、帽子のひさしに人差し指を右斜め前部に当てて行う敬礼。

10度の敬礼

頭を上体の方向に正しく保ったまま、体の上部を前に10度傾けて行う、会釈に相当する敬礼。

45度の敬礼

頭を上体の方向に正しく保ったまま、体の上部を前に45度傾けて行う、最敬礼に相当する敬礼。

頭右の敬礼

頭を敬礼を受ける者に向けて行う敬礼。頭を向ける角度は45度を限度とし、着帽時に行われる敬礼。

脱帽時は基本的に、『頭(かしら)』の号令で敬礼を受ける者を向き、『中』の号令で10度の敬礼を行う。

姿勢を正す敬礼

脱帽時の敬礼の一種で、気をつけの姿勢で行われる敬礼。『○○(敬礼を受ける者)に対し、注目!』の号令で行われることもある。

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