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空母

航空母艦、略して空母は、飛行甲板を備えた艦船のことを言います。多くは航空機を離艦・着艦させることができ、航空機の整備、燃料や武器類の補給を行うこともでき、海の上にもかかわらず、単独で航空戦を継続していける能力のある軍艦です。日本において、『空母』とされるものはありません。空母を保有するということは、他国への航空兵力を展開することが可能になるため、専守防衛の原則に背くとして、保有していません。ひゅうが型護衛艦はその型から空母ではないのかという意見もあります。

ひゅうが型護衛艦

空母を持たないという日本において、事実上ヘリコプターの空母とも言えるのが、ひゅうが型護衛艦です。2004年に建造が認められ、16DDHの名前でも知られます。正式にはDD145として計画されています。2007年8月23日に命名進水式が行われ、『ひゅうが』と命名されました。

全長197mもあり、全通甲板を装備、ヘリコプターを最大11機が収納可能な格納容積があり、事実上の空母だと評されることもあります。

しかし、『海上自衛隊の使用する船舶の区分及び名称等を付与する標準を定める訓令』の『海上自衛隊の使用する船舶の区分等』では、大分類すると警備艦、さらに中分類で機動艦艇、種別がDDで、あくまでも護衛艦となっています。

完成すると海上自衛隊最大の護衛艦になる予定です。

船体

『ひゅうが型』は、DDHはるな型護衛艦の1番艦である『はるな』の老朽化によって、後継として代艦計画されたものです。

はるな型よりもヘリコプター運用能力や護衛隊群旗艦能力を発展させることを要求され、各種能力も向上させたために、歴代自衛艦で基準排水量が最大の13,500tになります。排水量だけではなく、型や装備もこれまでの護衛艦や駆逐艦の概念を大きく逸脱していると評されることもありますが、海上自衛隊ではヘリコプターによる潜水艦駆逐を任務としているのでDDHと分類しています。

これまでのDDHでは他の護衛艦に比べてヘリコプター甲板や格納庫を持っていたため、ヘリの運用能力は高いものがありましたが、20分おきに1基しか発着艦できず、飛行中のヘリに問題が起こっても、すぐに着艦ができないなどの問題点がありました。重整備の際も甲板に出して行わなければならず、その間は発着艦ができないということが起きていました。

これに対し、ひゅうが型だと同時に4基までの発着艦が可能になり、収納スペースも十分にあるため、甲板に出して整備する必要もなく、天候や発着艦に左右されずに整備することができます。

装備

ヘリコプター運用能力や航空支援、対潜能力、指揮通信能力に特化した装備を備えていますが、海上自衛隊の護衛艦としては始めて、砲を装備しない艦になります。

指揮通信システムも高度なものを備えていて、護衛隊群旗艦としての装備はもちろんのこと、災害時の司令部として使えるように、多目的スペースと通信設備も設けられることになっています。

射撃指揮装置はFCS-3改を装備します。射撃指揮装置としての機能だけではなく、3次元対空捜索レーダーとして機能するフェーズドアレイレーダーを4面持ち全周を走査することができます。XバンドフェーズドアレイのイルミネーターをESSMの誘導電波送信用に装備し、艦首には新型のソナーOQS-XXが装備されます。これまでのソナーと比べ、遠距離まで探知ができるようになっています。

航空支援設備

SH-60K哨戒ヘリを3機搭載し、必要に応じてMCH-101掃海・輸送ヘリ1機が搭載可能です。

格納庫も広く、防火シャッターで前後2区画に仕切れるようになっています。飛行甲板と格納庫をつなぐエレベーターが前後に2基、ヘリに搭載するための魚雷や対艦ミサイルを輸送する弾薬用のエレベーターが2基装備されます。

大規模な災害が起きたときには、ひゅうが型護衛艦を洋上救援基地として利用し、第72、73航空隊のUH-60J救難ヘリを搭載することになっています。

ミサイル

艦対空ミサイル発展型シースパロー(ESSM)を個艦防空用に、対潜ミサイルアスロックを隊潜水艦用に、16セルのMk41VLSに装備します。

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