なりたい!しりたい!海上自衛隊
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海上自衛隊の役割

海上自衛隊は自衛隊の中で、どんな役割をする部隊なのか気になりますね。海上保安庁の仕事と区別がついていない人もいるでしょう。海上保安庁は海の警察と認識していると区別が簡単になります。

防衛力

海上自衛隊では防衛の基本として、大量破壊兵器や弾道ミサイルが広まり、発展し、国際テロ組織の活動も世界各地で見られるようになり、大きく変わってきた安全保障環境をふまえ、新たな脅威や様々な事態への効果的な対応を、防衛力への1番の役割として位置づけています。

防衛力の例として、5項目が挙げられ、『弾道ミサイル攻撃への対応』『ゲリラや特殊部隊による攻撃への対応』『島嶼部に対する侵略への対応』『周辺海空域の警戒監視及び領空侵犯対処や武装工作戦などへの対応』『大規模・特殊災害などへの対応』があります。主にこれらの事態に対し、海上自衛隊が対処しています。

侵略への備え

海上自衛隊では、日本に向けて本格的な侵略事態を想定し、防衛訓練をしています。小さな島国である日本に向けて武力攻撃が行われたときには、艦船だけではなく、航空攻撃も併せて行われることになると予想されます。

日本周辺海域の防衛作戦は海上自衛隊が中心になり、対水上戦、対潜戦、防空戦などの作戦を組み合わせ、陸・空自衛隊と共に行います。

これらの作戦の成果を合わせ、敵の日本への進出を阻止して戦力を消耗させ、周辺海域を防衛します。

海上防衛

海上自衛隊は、諸外国の海軍に比べると訓練の際の予算、運用体制が充実していて、戦術は訓練を積み重ね、高い技術を持っています。

ただ、武力衝突や侵略を受けた際に、自衛隊の行動を規定する法制の有事法に不備があり、現在の法制では、もし内閣総理大臣から防衛出動の命令が出されても、自衛戦闘を繰り広げるにとどまってしまいます。

打撃力、情報通信力に優れているアメリカ海軍第7艦隊との共同作業が必要となり、アメリカの軍事支援がなければ、海上自衛隊の活動も自衛するだけの限定的なものになります。

警護監視

海上自衛隊が本格的な侵略事態はもちろんのこと、新たな脅威や様々な事態の際に迅速に対応するために、日頃から日本の領海と周辺海域を常に警戒監視し、防衛に必要となる情報の収集やそれを処理することがとても重要です。

そのため、日本の平和と安全と確保に直接結びつくような活動を行っています。

警護・警備

海上において、人命や財産の保護、治安を維持するために特別に必要があると認められた場合には、内閣総理大臣によって出動命令が出されます。

監視

海上自衛隊では海上において、日本周辺をP-3C哨戒機を使い、日本海内を艦艇1隻で常時警戒監視活動を行っています。これまでの事例の1部を紹介しましょう。

初めて海上警備行動が発令された事案です。平成13年3月23日、工作船と見られる不審船を警戒監視中のP-3Cが発見し、訓練に向う途中の護衛艦が不審船の船名を確認、海上保安庁に通報しました。これに対し、海上保安庁の巡視船が威嚇射撃を行いましたが不審船は逃亡し、追跡困難となりました。翌日、海上自衛隊に対し、『海上における警備行動』が発令されます。護衛艦で不審船を追尾しながら停船命令を実施し、警護射撃を行うも、尚、不審船は逃亡をやめませんでした。不審船が日本の防空識別圏外に出てからも、P-3Cのレーダーによる追尾をしましたが、それも不可能なほど逃亡し、日本周辺に対しても影響がないと判断され、海上警備行動は終了しました。はじめて海上警備行動が発令されたこの事案の教訓や反省事項などをふまえ、『不審船に係る共同対処マニュアル』を作成し、海上自衛隊と海上保安庁の役割分担や、共同対処要領などをまとめたものが定められました。

もう1つの事例です。平成16年11月10日早朝に、国籍不明の潜水艦が、日本の領海内の先島群島周辺を潜没航行しているのを警戒感支柱のP-3Cが確認しました。当時の内閣総理大臣の承認を得、海上における警備行動を防衛庁長官が自衛艦隊司令官に発動し、P-3Cと哨戒ヘリコプターSH-60Jを搭載した護衛艦『くらま』と『ゆうだち』が追尾を開始しました。翌日の午後には再び不審な潜水艦が日本領海に侵入する恐れがないとされ、海上警備行動が終了しました。不審潜水艦が航行して行った方向や、不審潜水艦が原子力潜水艦であると考えられ、中国海軍に属している潜水艦と判断されました。

海上自衛隊の発足

昭和27年4月28日、サンフランシスコ平和条約発効の日、海上警備隊が設置されます。同じ年、掃海部隊だった航路啓開隊と海上警護隊は、保安庁警備隊となって海上保安庁から分離され、昭和29年に防衛庁が発足されると同時に海上自衛隊が誕生します。現在まで、海軍への昇格はしていませんが、諸外国からは日本海軍と呼称されることもあります。これは陸上自衛隊、航空自衛隊も同様で、日本陸軍、日本空軍と呼称される場合があります。海上自衛隊を管轄する防衛庁は、2007年1月9日に防衛省に昇格しています。

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